弊社の財務方針はこれまで極めて安全志向。有利子負債を全て返済しても現金が残るので実質無借金経営だ。それなのになぜ多めの借り入れをしているかと言えば、いざというときに備えるため。金利が安い時代なので保険のような感覚でお金を借り入れている。
この動機となったのが、2001年ごろにとある銀行から貸しはがしのような扱いを受け、「銀行は信じられない」という体験を会社が持ったことに起因する。財務状況は安全志向に向けて舵を切って5年になり、3期連続の黒字も達成し潰れない会社を目指すという当時の目標は達成したように思う。
昨日銀行の方と話をしたのだが、社債の発行(私募債)の提案を受けた。5年間の借入で、予想よりも金利が安い。金利の上昇局面においてこの金利というのは嬉しい。
実際に社債を発行するかどうかは管理部門・取締役会での議論を経て決定すべきものなのだが、そのような提案を受けられるレベルになったということがとにかく嬉しかった。
これからは財務面以外でもっともっといい会社になりたいと思う。
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