柳沢大臣の発言でニュースが賑わっているが、柳沢大臣の「2人以上子どもを持ちたい若者を健全」とした発言が2つ目も失言として取り上げられた。世論の反応は「子供が1人は悪なのか?」とか「子供がもてない人もいる」などというものであったが、もし政府が「出生率」を政策目標として持たなければならないのであれば、マーケティング的な視点からみんなが子供を持ちたいように誘導しなくてはならないという現実がある。柳沢大臣は出生率のマーケティング担当としては不適切なのかもしれないが、私には「不器用だがまじめな人」という空気は感じられた。
私が経営者として今回の一連の柳沢発言と世論の反応で感じたことは現時点の世論を考慮すれば人口減少はこれからさらに10年、日本国籍を持つ人の労働力の減少はこれから30年は続きそうだということだ。日本企業の国際化は市場・雇用ともに進みそうだ。
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Prev1月 29, 2007
インドでも採用難